民事信託とは、「家族に資産の管理・処分を任せる仕組みのひとつ」です。
　任せるのが家族であることが多いことから、家族信託とも呼ばれています。
　不動産や預貯金などの財産を持つ人が、自分の老後や介護等、何か特定の目的のために、その財産管理や資金の出し入れを、信頼できる家族に託すというものです。

　近時、相続対策として新たに現れた、１つのツールとして、注目を集めています。

　この制度を利用した、さまざまな工夫が考えられています。たとえば、自分が後々に認知症になってしまったときのための対策や、遺留分（改正前）への対策、事業承継対策などで利用されています。

　相続対策のツールとして、遺言書や成年後見とならんで、今後、民事信託の組成という方法が、広まっていくことでしょう。
　幣所は、司法書士・税理士等、周辺士業とも協力しながら、トータルで相続対策できる事務所です。一緒に、相続対策を検討してみませんか。